会社の来年の取り組みと40歳の自分

今回は、会社の来年の取り組みと40歳の自分について書きます。

会社の来年の取り組みについては、若干の振り返りと共に記述します。

起業してから、二次・三次請けだけれど持ち帰りにこだわって受託開発を続け、エンジニア当たり2,500万円程の売上を継続的に出してきました。自分を含め、体は今の所は健康です。二年程前に直請けの案件を請けました。参加当初はプログラム単位での案件だったのですが、数ヶ月経つと、その案件がひどい状況である事が伝わってきました。気付けば(もちろん自分が選択していますが)プロジェクトマネージャーになっていて、繁忙期で数十名のエンジニアがプロジェクトに参画していました。この案件は今も継続中で、会社の売上のとても重要な位置を占めています。

3.11の影響で上述の案件の規模は縮小しました。他の案件を取りに行こうかとも考えましたが、数ヶ月は踏ん張れるキャッシュフローだったので、これを機として自社サービス・製品にとりかかろう、という決断をしました。自社としてはまだサービス・製品はリリース出来ていませんが、このようなマインドセットでいたからか、夏頃に「Webサービスを一緒につくらないか」という話を会社で請けました。紆余曲折ありますが、今もこれからも続く、面白みのある取り組みになっています。

受託開発は一次請けにこだわり、自社サービス・製品をつくろうとアンテナをはっていると、良い流れがうまれるのか、面白みのある一次請け案件の話が舞い込んでくるようになりました。自社のエンジニアは少ないので、必然的に外部の方々と協調する必要性が出てきます。但し自社のブランドで請けた案件なので、丸投げは出来ません。なので、いかに自社リソースをかけずに案件を管理する事が出来るか、に注力し始めています。ここはtry and errorですが、daily commitを基本としてGitHubでコードレビューを行ったり、案件に関係する非エンジニアにもITリテラシーの向上を求めたりと、色々やっています。

自社サービス・製品としては、ソーシャルゲーム関係に投資をしようと考えているので、社内リソースと専門学校の学生さん達と共同で、企画からサービス運用までを行う予定です。また、自分の今の属性だからこそ試みてみたいアプリがあるので、これについては自分と外部の識者と一緒に進める予定です。

以上をまとめると、会社の来年の取り組みは下記のようになります。

  1. 自社リソースを消費しない受託開発モデルを継続的に試行し、自社サービス・製品に自社リソースを集中する。
  2. 自社でソーシャルゲーム関係のサービスをリリースする。
  3. 自社でアプリをリリースする。但しこちらは外部識者の協力具合にかかっているため、来年中にリリース可能かどうかは不透明。

次に40歳の自分について書きます。

「あれをやったあの人」と言われるようなサービスもしくは製品を創っている

ありたい40歳の自分をこれに設定しました。会社で成果を出す事でこれを達成する事も出来ます。ただやはりこれは自分の性質なのでしょうか、「自分が信じる事を自分でやってみたい」という気持ちが強く、これは共同経営という場所で出来る事では無いのだと気付きました。現時点では自分のやってみたい事が流行るか・利益をうむかどうかは全く未知数ですが、感覚を全面的に信じた何かをやっているという状況も、やっぱり欲しいのです。成果が出れば会社に入力出来る事なので、その日を目指して試行の日々に入ります。

ちなみに「ありたい45歳の自分」も設定出来ました。

情報ソースで自分を知った親が連絡をしてくる

これです。

明日から新年です。1/2になってからになると思いますが、2012年の取り組みについて記事を書こうと思います。